ろくろ体験工房 遊器陶舎で設楽焼手ひねり陶芸を体験したので紹介!

最近流行の体験教室。今回、滋賀県は甲賀市の信楽(しがらき)町で本場の陶芸教室を体験してきました。子供の頃に絵付け体験をしたことがありましたが、粘土をこねこねする陶芸は経験したことがなく、随分前からの気持ちだけはあったんですが、今回やっと実現した感じです。

体験できる作業はどこのお店でも同じようなものだと思われますが、教え方や設備などが気になり、口コミを頼りに伺ったのが「ろくろ体験工房 遊器陶舎」というお店です。

お店の雰囲気と初めての手ひねり陶芸のやり方について紹介します!

はじめての陶芸体験

甲賀市は忍者と信楽焼で有名な地域です。信楽焼と言えば狸の置物ですが、今回体験してきたのはお茶碗や湯呑を作る体験教室です。

陶芸と言うと、電動のろくろで作るものを思い浮かべる方が多いと思いますが、小学生の子供がいる我が家にはまだ早いと思い、粘土遊びのように手だけで陶器の形を作っていく「手ひねり」という陶芸体験をしてきました。

まずは手ひねり陶芸とはどんな手法なのかを紹介します!

手ひねり陶器の作り方

その1.陶器の土台を作る

おむすび程の大きさに粘土を丸め、ろくろの中心に広げます。

中心からずれたところで広げたのは性格の表れ・・・

厚さはだいたい1cm。ついつい叩きすぎて薄くなってしまいますが、恨みより愛情をもって接してください!

その2.底部を整える

ろくろの中心に合わせて粘土を丸く切り出します。この円の大きさが陶器の底の大きさです。

ろくろを回転させながらスーと木べらを入れるときれいにできる・・・そうですが、これがなかなか難しく、なんかもう最後は強引にザクザク切り取りました。

切り取った周りの粘土を外せば底部の完成です。

その3.壁のもとを作る

粘土を手の平で転がし棒状にします。

底部の上に棒状の粘土をくるっと巻くように置きます。この時輪の外側と底部の外周が同じ位置になるようにします。(はみ出さないように置きます。)

底部と輪の外側の粘土を繋げます。

同様に内側も繋げます。しっかり繋げないと、焼いた時にひびが入ったり穴が開いたりして液が漏れてしまうそうです。

同じ作業で粘土の輪を重ね、そして繋げを繰り返し、壁のもとを作っていきます。陶器の大きさによりますが、今回は4段重ねました。

重ねた粘土同士をしっかり繋げれば壁のもとの完成です!

その4.壁を徐々に広げ、陶器の形を作る

壁を内側から押し広げ、陶器の形に変形させていきます。もちろん破れたらアウトですが、粘土がもちもちしているのでゆっくり広げていけば破れることはないでしょう。

外側を両手で支えながら親指を使って内側から押し広げていきます。親指の爪が長いと粘土に爪痕がついてしまいますので、爪は短く切っておいた方が良いでしょう。

その5.口元を整え、壁面を磨く

コップなど口に触れる陶器を作る場合、陶器の口元がデコボコざらざらしていると触感が悪いため、ろくろで回しながら口元の余分な粘土を糸で切り落とします。

残念なことに先生の一撃で作業が終了したため、難しいのか簡単なのかは分かりませんでしたが、口元は見違えるほどにきれいになりました!

水をつけたスポンジで表面を一度湿らせ、その後金属板で表面を磨きます。内側を手で支え、金属板を外側に軽く当てながら下から上に引くことで表面のざらざらをなじませます。全周やり終えるとかなりきれいに仕上がります。

その6.取っ手をくっつける

棒状にした粘土を木べらで押し、板状にします。取っ手のカーブの形に変形させ、どべを使って本体にくっつけます。どべだけではくっつかないので、接続箇所を押して粘土同士をなじませます。

あまり重い取っ手だと手を離した時に落ちてしまいますので、無理のない大きさにしましょう。

なんとか取っ手も付き完成です!

その7.焼き上がりの色を決める

最後に陶器の色を決めます。サンプルから好きな色を選んだら完了です!自分で塗ることはありません。(乾燥、素焼き後に塗るため、お店の人がやってくれます。)

色の名前は忘れてしまいましたが、全5種類から選べます。この陶器には右から2番目の青色を選びました。

お店での体験教室はここまで。焼き上がりまで1ヶ月程掛かります。出来上がると宅急便で送ってくれますので気長に待ちましょう!

その8.完成品の到着

忘れた頃に完成品が到着しました。粘土の状態では想像できなかった程のきれいな仕上がりで、裏面には日付が刻印されていました!

心配だった取っ手もかなりしっかりくっついていて、末永く使えそうな一品です!でこぼこした表面と色合いが、まさに手作りといった感じで味があります。

お店の情報と感想

今回体験してきた教室

  • お店の名前:ろくろ体験工房 遊器陶舎
  • HP:ろくろ体験工房 遊器陶舎
  • 体験コース:手ひねり基本コース
  • 費用:¥1,500(焼成費1点込み)※1
  • 住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2344番地

※1.費用は2017年4月時点の価格のため変更されている可能性がありますがご容赦ください。

感想

遊器陶舎は体験教室とショップが隣接した建物で、駐車場ではたくさんの信楽焼の狸がお出迎えしています。外観は決してきれいな建物とは言えませんが教室内はとてもきれいで、体験当日は電動ろくろも含めてほぼ満員状態でした。

満員状態なので仕方がない・・・と言えるほど心が広くない私の感想としては、もうちょっと説明がほしかったなぁといった感想です。各々の作りたい要望はだいたい汲み取ってくれので、作り方さえ分かっていれば存分に楽しめるでしょう。と思ってこの記事を書きました!

とは言え、お店の方はとても親切でした。娘の粘土が乾燥してきたのを察知して新しい粘土に交換してくれたりと、混んでなければ更に良いサービスだったと想像できます!

完成品が届いた時は家族一同感激しました!陶芸っていいですね!